こんにちは!そーまんです。
昨今のUSBメモリーの高速転送化や大容量化や、非常に多くのメーカーが様々なUSBメモリーを販売しているなかで、私は最近USBメモリーを買おうと思った時に、正直何を買えば良いか分からず、色々とググったりAmazonで評価を見たりしていました。
USBメモリー1本買うのに何だかんだ30分近くも費やしてしまった時もありましたね。。あと以前には結局購入せずにそのまま見ただけで終わった事も何度もあったりします。本当に沢山ありすぎて迷っちゃいますよね。
ただ迷うのも楽しみと言えば楽しみですよね。あと最新のテクノロジーのキャッチアップにもなるので知識のアップデートという点ではもちろん良いことではあるのですが、購入の判断の1つとして利用シーン別での選び方があると思うので、記事にすればきっと皆さんに見て頂けるかと思い作成しました!
あと私の仕事柄か、たまに昔から友人や知り合いから周辺機器や PC など含めて購入について質問を受けるので、こういった記事を作っておけばわざわざそこで調べずにこの記事見てねと言えるので再利用できるなと思いました。
USBメモリーは安価で購入しやすいので特に調べずに買ってしまいがちですが、本記事をご参考に購入してもらえたら幸いです。
2022年のUSBメモリーのトレンド
転送速度という点では、2021年同様に2022年も引き続きUSB3.1とUSB3.2が引き続き主流だと思います。
USB3.2だと転送速度は20Gbpsで、昔のUSB2.0と比べたら速度は約40倍向上しています。なお、写真や動画など大きなデータを扱う場合は、転送速度が向上してコピー時間が早いUSB3.0以降の製品をおすすめします。
また、大容量のサイズで1TBの商品を見てみると、SSD内蔵で種類で販売されている商品が多いようです。SSDだと信頼性もあり安心だと思います。
またセキュリティーの機能としては、従来からのパスワード入力や指紋認証以外にも、最近はUSBメモリーにキーパッドがありそこでPINを入力する種類も出てきました。暗号強度は128~256ビットAESが主流となっているようです。
コネクタ形状としてはType-Aがまだ圧倒的に多いように見えます。変換アダプターが付属している商品もあれば、Type-Cのコネクタも付いている商品もあります。
USBメモリーの選び方
よくググると値段や転送速度、或いは機能でランキングを設けているサイトを見かけますが、私の場合は利用シーン別にランキングを設けたほうが決めやすいのかなと思っています。
例えばデータの保管は全て NAS を使っている環境で、Windows11 をインストールする為だけに USBメモリーを買う場合に128GBのものは買う必要はないですよね?16GBもあれば充分なのです。
また同様に動画の保存目的でセキュリティー機能付きの USBメモリーを買う必要もないですよね?セキュリティーなんかいらず、高速且つ大容量の USBメモリーを買えばいいわけです。
ということで、まずは実際にどういった時に USB メモリーを使うのか簡単にまとめてみました。
USBメモリーの利用シーン
- Windows11 などの OS やソフトウェアをインストールする時
- PC のバックアップや移行をする時
- 音楽や動画を保存する時
- ドキュメントなどのデータを保存する時
- 外部にデータを持ち出す時または渡す時
OS のインストールやソフトウェアのインストール向け
安価で特に機能が無い USBメモリーが良いと思います。
OS のインストール向けは 8~16 GBもあれば充分ですし、ソフトウェアのインストール向けは大容量の USBメモリーでも良いのですが、万が一 USBメモリーが壊れた場合は保管したソフトウェアが全てなくなってしまうので、個人的にはそれほど大きな容量はあえて買わないほうが良いのではと考えます。
お勧めのUSBメモリー3選!(ソフトウェアのインストール向け)
ダントツでおすすめなのはバッファローの USBメモリーで、USB3.2(Gen1) から USB2.0 まで幅広く対応しているので使い勝手がとても良く価格もお手頃だと思います。
次もバッファローの USBメモリーですが、これは特に1位と変わらずスライド型式なのでキャップ紛失防止になります。
シリコンパワーの USBメモリーは、USB2.0 が必要ない環境であれば読み込み速度が速く良いと思います。
ドキュメントなどのデータの保管向け
セキュリティー機能が付いた USBメモリーが良いと思います。
ドキュメントなどのデータは自分 (或いは特定の組織) 以外見られては困ることが多いかと思います。その場合はセキュリティー機能が付いた USBメモリーをおすすめします。また、容量が悩む点かと思います。これは大きければ大きいほど大量のデータを入れることができますが、万が一 USBメモリーが壊れたら、そのデータは全てなくなってしまう場合によっては大きな損失になる可能性がありますので、個人的にはそれほど大きな容量はあえて買わないほうが良いのではと考えます。
お勧めのUSBメモリー3選!(データの保管向け)
バッファローのUSBメモリーは多くの企業で使われているタイプのパスワード入力型で且つウィルスチェック付きで迷ったらこれが良いと思います。アイ・オー・データのUSBメモリーは指紋認証が特徴で、複数人の指紋を登録できますので特定の人だけ使う場合で厳重に使いたい場合におすすめです。キングストンのUSBメモリーはキーパッド認証が特徴で、PCにパスワード入力の情報を完全に残したくない場合におすすめです。また3年保証ですので安心して使用できると思います。
ハードウェア暗号化
ウィルススキャン
ハードウェア暗号化
パスワード入力切替可
ハードウェア暗号化
ハードウェア暗号化
ウィルススキャン
ハードウェア暗号化
パスワード入力切替可
ハードウェア暗号化
写真・音楽や動画の保管向け
転送速度が速く大容量の USBメモリーが良いと思います。
写真・音楽や動画など大きなデータを扱う場合は、コピー時間が早いUSB3.0以降のUSBメモリーをおすすめします。
ただUSBメモリーはあくまでも一時的な保管場所と考えたほうが良く、長期保管は NAS を使ったほうが良いと思います。大体こういった種類のデータは長期保管しますよね?
写真や音楽はそれ自体のファイルサイズが動画ほど大きくないので、長期保管する場合はクラウドストレージに保管してしまっても良いと思います。ただし仕事上写真・音楽や動画の保管場所が作業上同じ場所にないと困る場合は作業中の一時的なバックアップ先としてUSBメモリーがおすすめです。
ただし動画編集の場合、クラウドストレージの場合は容量と転送速度の関係で保管に時間がかかりお勧めできないといったところです。クラウドストレージはNASのバックアップとして利用するのが賢明です。また、NASによってはNASのバックアップに USBメモリーが使える機器もあるみたいなので、そういった使い方も良いと思います。
若干話は横にそれますが、動画編集の場合は以下の流れでデータを保管するのがおすすめです。
- ローカルストレージにあるデータを編集
- 動画が完成したら一旦 USBメモリーにバックアップ (作業途中で一区切りついたところでバックアップもありだと思います。)
- 暫くの間、USBメモリーに眠らせておき使わなくなったら NASにファイルを移動
種類 | 転送速度 | 保管期間 | ポイント |
---|---|---|---|
USBメモリー | 高速 | 短期保管向け | 動画編集の一時的なバックアップ |
NAS | ネットワーク環境による | 長期保管向け | 保管のみ |
クラウドストレージ | 低速 | 長期保管向け | NASのバックアップ |
お勧めのUSBメモリー3選! (音楽や動画の保管向け)
どれも遜色はないのですが、バッファローのUSBメモリーはType-Cの変換アダプターが付いていますので、Type-Aのインターフェースが無いPCでも使用できます。また、エレコムのスライド式のUSBメモリーはパスワード入力の機能が付いているのでセキュリティー機能が必要な場合はおすすめです。エレコムのケーブル収納式のUSBメモリーはデータ復旧サービス付きなので、安心して使用ができるかと思います。
いや利用シーンとかどうでもいいからコスパで選びたいという方向け
そうですね、個人だったり企業によってはUSBメモリーを多く必要としない場合も当然あると思います。
コスパをもとに個人的におすすめな USBメモリーはこちらです。
USBメモリーのランキング(コスパ向け)
とにかく容量がそこそこあってセキュリティー機能もあり安いのが良い!というのであれば、エレコムの64GBのUSBメモリーが良いでしょう。
データの容量、転送速度やセキュリティーもという万能でコスパを求めるならエレコムの128GBのUSBメモリーがおすすめです。
大容量のが良い!でも予算は1万円以下で抑えたいという方はサンディスクの512GBの無期限保証のUSBメモリーがおすすめです。
最後に
いかがでしょうか。2022年では性能や機能には特に大きな変化はないかと思いますが、最新のPCには高速転送であるUSB3.2(Gen1)のインターフェースが付いている機種が多いので、古いPCから買い替える場合などは利用シーンに合わせて最新の商品を購入されると良いでしょう。