【Windows10】マスターイメージをPCに展開する方法

Windows 10

【Windows10】マスターイメージをPCに展開する方法

2018年12月24日

こんにちは!そーまんです。

今回は、マスターイメージを PC に展開する方法について紹介いたします。

マスターイメージは別名ではイメージとか複製とかクローンとも呼ばれているかと思います。

またマスターイメージの取得方法については、以下の記事にありますので、参考までに見ていただけますと嬉しいです。

マスターイメージを適用する

マスターイメージを使って PC に適用します。ここでは以下のものが必要になります。

マスターイメージに必要なもの

  • WinPE が入っている CD-ROM か USB メモリ
  • マスターイメージ (外付け HDD またはサーバー ※ サーバーの場合はネットワークの接続が必要です。)


準備ができましたら、早速始めましょう。

1. WinPE を起動します。


2. クローンする為のディスクをフォーマットしますので、まずはディスクを表示します。


3. ディスクを選択して、内容を消去します。その後にパーティションを作成します。


4. NTFS でフォーマットし、ドライブ文字を割当てます。


5. notepad からでも フォーマットした C ドライブが見えますね。


6. クローンのコマンドを実行します。100% になったら完了です。Exit で WinPE を閉じて OS が起動できるか確認しましょう。

  • ImageFile: イメージの保存先とキャプチャしたファイルの名前
  • Index: イメージの情報。ここでは1を指定
  • CaptureDir: イメージ対象のドライブ名
  • Name: イメージファイルのラベル名


クローンしたイメージが起動しない場合

上の方法でやっても OS が起動しない場合、可能性としてあるのが OS のブート領域が無い場合です。

その場合は、BOOTMGR is missing 等と表示されます。この場合、ブート領域を手動で作成する必要がありますので、以下の方法で作成します。

ブート領域を作成する方法

1. ディスクを選択し、パーティションを作成します。200 MB くらいで作成しました。


2. 作成したパーティションを NTFS でフォーマットし、ドライブ文字を割当てます。


3. 作成したパーティションがアクティブになっていない場合は、パーティションを選択してアクティブにします。


4. 作成したパーティションに、Windows のブート領域をコピーします。

  • /l 言語。日本語を指定
  • /s ブート領域のパーティションのドライブ文字を指定


クローンした OS から起動確認

それではイメージの適用が無事完了したか、最後に OS が起動するかどうか確認してみましょう。

1. PC の電源を入れます。OS が起動しました。「準備しています」というのは、マスターイメージの作成の際に Sysprep をしたので OS の共通設定が消去され一般化された為になります。


2. ここまできましたら OK です。


また、自動応答ファイルを作成すれば、上記のような設定を省略化し、マスターイメージの展開を自動化できます。方法については以下の記事を参考にしていただければと思います。


サーバーを使ってマスターイメージを展開する

サーバーを使ってマスターイメージを展開する場合はいくつかありますが、構築しやすいサーバーとして Windows 展開サービス (WDS) というものがあります。

このサービスを使えば、複数台の PC に対してマスターイメージを同時に展開する事ができますので、これも参考にしていただければと思います。

まとめ

いかがでしょうか。企業の場合、PC の台数が多いのでこのような方法でイメージを適用し、同じ構成の PC をどんどん複製してゆきます。いわゆるキッティングと呼ばれている作業になります。

このやりかたはごくごく基本的な方法になりますが、これができるようになればより手間のかからない、高度な方法で PC を複製出来るようになるかと思います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

  • この記事を書いた人

そーまん

セキュリティエンジニアやってます。
ブログ歴3年。PVは月15万PV程度。
趣味はボクシング、筋トレ、登山です。
穏やかで人見知りな性格です。

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