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【Azure】MS SQL Serverでクラスタ構成を作る(4)

【Azure】MS SQL Serverでクラスタ構成を作る(3)では以下の事を行いました。

 

  1. 各 DB サーバーから データベースエンジンを削除       → 完了
  2. Windows Firewall からルールを追加            → 完了
  3. フェールオーバークラスタの作成                              → 完了
  4. 記憶域スペースダイレクト(S2D)の有効化           → 完了
  5. フェールオーバーのテスト                 → 完了
  6. SQL Server フェールオーバークラスタのインストール → 完了
  7. SQL Server フェールオーバークラスタにノード追加  → 完了
  8. Azure ロードバランサーの作成・構成
  9. プローブのクラスターの構成
  10. FCI フェールオーバーのテスト

 

以降は Azure のロードバランサーについて進みます。

 

 

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作業手順

 

 

Azure のロードバランサーの作成

 

 

1. Azure Marketplace のネットワーキングから [Load Balancer] をクリックします。

 

2. 以下のように必要項目を入力・選択します。完了後に [作成] をクリックします。

  • 名前:ロードバランサーの名前を入力します。
  • 種類:内部を選択します。
  • SKU: そのまま デフォルトで Basic とします。
  • 仮想ネットワーク:フェールオーバークラスターと同じ仮想ネットワークを選択します。
  • サブネット:フェールオーバークラスターと同じサブネットを選択します。
  • IP アドレスの割り当て:静的を選択します。
  • プライベート IP アドレス: SQL Server フェールオーバークラスター作成時に入力した IP アドレスを入力します。
  • リソースグループ:フェールオーバークラスターと同じリソースグループを選択します。

 

 

Azure のロードバランサーの構成

 

 

1. バックエンドプールをクリックします。

 

2. [追加] をクリックします。

 

3. 名前にバックエンドプールの名前を入力します。

 

4. 関連付け先に [可用性セット] を選択し、可用性セットをクリックし、可用性セット名を選択します。

可用性セット名はフェールオーバークラスターと同じものを選択します。

 

5. ターゲット ネットワーク IP 構成の [+ターゲット ネットワーク IP 構成の追加] をクリックします。

 

6. フェールオーバークラスターの各ノードのネットワークインターフェースを選択します。

 

7. [OK] をクリックします。

 

8. バックエンドプールが作成されました。

 

9. 正常性プローブをクリックします。

 

10. [追加] をクリックします。

 

11. 以下のように入力・選択します。[OK] をクリックします。

  • 名前:正常性プローブの名前
  • プロトコル:TCP を選択
  • ポート:59999 (SQL サーバーで追加した正常性プローブと同じポート)
  • 間隔:デフォルト値 (5)
  • 異常値しきい値:デフォルト値 (2)

 

12. 正常性プローブが作成されました。

 

13. 負荷分散規則をクリックします。

 

14. [追加] をクリックします。

 

15. 以下のように入力・選択します。[OK] をクリックします。

  • 名前:負荷分散規則の名前
  • IP バージョン:IPv4 を選択
  • フロントエンド IP アドレス:SQL Server FCI クラスターのネットワーク リソースの IP アドレス
  • プロトコル:TCP を選択
  • ポート:59999 (SQL サーバーで追加した正常性プローブと同じポート)※1433 と表示してますが、これはここでは間違いです。この環境では 59999 が正です。
  •  バックエンドポート:デフォルト (80)
  • 正常性プローブ:そのまま
  • セッション永続化:[なし] を選択
  • アイドルタイムアウト:デフォルト
  • フローティング IP:[有効] を選択

 

16. 負荷分散規則が作成されました。

 

プローブのクラスターの構成

 

 

1. SQL サーバーで PowerShell を実行します。結構ここでハマりました。下にどの名前を参照すれば良いか、画像を貼っておきました。

$ClusterNetworkName = "クラスターネットワークの名前"
$IPResourceName = "IPリソースの名前"
$ILBIP = "ロードバランサーのIP"
[int]$ProbePort = "正常性プローブのポート番号"

Import-Module FailoverClusters

Get-ClusterResource $IPResourceName | Set-ClusterParameter -Multiple @["Address"="ILBIP";"ProbePort"=$ProbePort;"SubnetMask"="255.255.255.255";Network"=$ClusterNetworkName";"EnableDhcp"=0}

 

$ClusterNetworkName はここを参照します。

 

$IPResourceName はここを参照します。

 

2. 実行後、PowerShell で以下を実行しますと、クラスタパラメーターが確認できます。

<span class="hljs-pscommand">Get-ClusterResource</span> <span class="hljs-variable">$IPResourceName</span> | <span class="hljs-pscommand">Get-ClusterParameter</span>

実行結果

 

 

FCI フェールオーバーのテスト

 

 

フェースオーバークラスターから、SQL Server のサービスをフェールオーバーしてみます。

1. [役割] → SQL Server を右クリック → [移動] → [最適なノード]または[ノードの選択] をクリックします。

 

2. フェールオーバーが発動します。

 

3. SQL Server のサービスが片側のノードに移動し、フェールオーバーが成功しました。

 

 

SQL Server FCI への接続

 

 

1. フェールオーバー後に、SQL Management Studio を起動し、SQL Server FCI に接続してみます。

 

2. サーバー名に FCI 名とインスタンスを入力し、[接続] をクリックします。

 

3. 接続できない場合は、インスタンス名が正しくなかったり、ポートの接続が拒否されている可能性があるので、確認します。

 

4. 接続できました。

 

以上になります。

 

いかがでしょうか。内容的にかなり長くなってしまいましたが、何とか Azure でS2D と LoadBalancer を使い、WSFC を組む事ができました。

 

では最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

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